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今すぐ知ってほしい、お茶が健康に良い理由と効能

お茶は日本人にとって、もっとも身近で、健康に良い飲み物です。

しかしながらお茶に興味がない人にとっては、「なんとなく体に良いのは知っているけど・・・」という程度の認識ではないでしょうか。

実は、お茶には心臓疾患やガンなどにかかるリスクを減らしたり、アンチエイジングの効果があるのです。

今回はお茶の持つ健康パワーについてまとめてみました。

これを機会に、お茶が心と体にどう良いのかを知っていただければ嬉しいです。

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カテキン

カテキンはポリフェノールの一種でワインや柿に含まれる他のポリフェノール同様、独特の渋味があります。(ちなみにワインや柿にもカテキンが含まれています)

お茶に含まれる主なカテキンは、以下の4種。

  • エピカテキン
  • エピガロカテキン
  • エピカテキンガレート
  • エピガロカテキンガレート

この中でもお茶にいちばん多く含まれている「エピガロカテキンガレート」は、他の茶カテキンと比べて抗菌・抗酸化作用が強く、緑茶からのみ発見されています。

「緑茶が体に良い」とされる多くの理由はカテキンに由来するもので、今も昔もその健康効果が注目されています。

強い抗酸化作用で老化や生活習慣病を予防

抗酸化作用とは、活性酸素の働きや発生を抑える作用です。

体に取り入れた酸素の一部は活性酸素に変わります。体内に侵入した細菌をやっつける免疫機能を持っているのですが、分解されず体内に残ってしまった活性酸素は、細胞にダメージを与えます。

その結果、シミやシワといったお肌のトラブル、老化、病気の原因となってしまうのです。

茶カテキンにはこうした活性酸素の過剰な発生を抑えたり、無毒化する強い抗酸化作用があります。

証明されている抗ガン作用

茶カテキンには抗がん作用があると、国内外のさまざまな研究によって証明されています。

お茶に含まれるカテキンのうち特に強い抗酸化作用をもつEGCG(エピガロカテキンプレート)が、がん細胞の運動や活性化を抑制してくれるのです。

カテキンの抗がん作用についてはまだまだ研究が進められていて、新しいがん治療法への発展が期待されています。

つらい花粉症やじんましんに対する抗アレルギー作用

アレルゲン物質が体に入ると免疫細胞が過剰に活性化して、生理活性物質が体内に遊離されます。

このうちのヒスタミンなどが体の組織にダメージを与えて、花粉症やじんましんといったアレルギー症状を引き起こすのです。

カテキンはヒスタミンなどの遊離を抑える、抗アレルギー作用があります。

血中の悪玉コレステロールを抑制

血液中には善玉といわれるHDLコレステロールと、悪玉といわれるLDLコレステロールが存在しています。

HDLは血管壁に張り付いた余分なコレステロールを肝臓に運びます。LDLはコレステロールを全身に運ぶ働きがあるのですが、LDLが増えすぎると動脈硬化の原因になるとされています。

カテキンは血中のLDLコレステロールだけを低下させる抑制作用を持っていて、またコレステロールの吸収を抑制する作用も持っています。

高血圧の予防と改善

茶カテキンには高血圧を予防し、改善する効能があります。

正常範囲を超えた高い血圧が続くと動脈硬化を促進し、心疾患や脳卒中などのリスクが増大します。

茶カテキンは、血管を収縮させるアンジオテンシン変換酵素の働きを抑制し、血圧の上昇を抑えると言われています。

血糖値上昇を抑える作用

茶カテキンには血糖値の上昇を抑える作用があります。

血糖値が高いまま放置していると血管や臓器に異常をきたし、さまざまな合併症を引き起こします。

茶カテキンは糖質の消化に関わっている酵素の働きを阻害し、糖の吸収を遅延・抑制します。

脂肪の吸収を抑える作用

血中の脂肪、皮下脂肪や内臓脂肪が増え、いわゆるメタボリックになると、糖尿病や痛風、心筋梗塞などの原因となるので非常に危険です。

食事で摂取した脂肪は消化酵素リパーゼによって分解されてはじめて、体内に吸収されます。吸収されたあとは体内で再び脂肪となります。

茶カテキンは消化酵素リパーゼの働きを阻害するので、脂肪の分解吸収を抑えます。

食中毒やインフルエンザの予防になる、抗菌・抗毒作用

カテキンには、さまざまな食中毒菌や病原菌に対する抗菌・殺菌作用が明らかになっており、

数ヶ月間の茶カテキン摂取によってインフルエンザ感染が減少したという研究報告もあります。

またカテキンには抗毒作用もあり、黄色ブドウ球菌や病原性大腸菌O-157が出す毒素を解毒することが分かっています。

虫歯の予防や、口臭の改善

カテキンの抗菌作用は歯周病菌や虫歯菌にも有効。また、歯に歯垢が形成されるのも抑えます。

カテキンには消臭効果もあり、口内に残った食べ物の臭い成分と結合して、消臭します。

カテキンの消臭効果は、口臭防止のガムなどに応用されています。

テアニン

テアニンはお茶の「甘み」成分で、アミノ酸の一種。

  • リラックス効果
  • ストレスからくる血圧の抑制
  • 認知力の向上

など、たくさんの健康増進効果があります。

テアニンは日光に当たるとカテキンに変化します。玉露などの高級茶は収穫前に日光を遮り、カテキンへの変化を抑えることによってテアニンを増加させ、甘みを引き出しています。

テアニンは緑茶やウーロン茶、紅茶の元となる「チャノキ」由来のアミノ酸で、チャノキ以外からはごく一部でしか見つかっていません。

心と体のリラックス効果

テアニンにはリラックス効果があります。

人はリラックスしているとき、脳からはα波が出ている状態です。テアニンを摂ったあと、α波がたくさん出ると判明しています。

またテアニンには、興奮を伝達する物質「グルタミン酸」の過剰な働きを阻害することがわかっています。

このようにテアニンにはストレスを落ち着け、心と体をリラックスさせてくれる効果があります。

ストレスからくる高血圧を作用

上記で説明したとおりテアニンには「グルタミン酸」の過剰な働きを抑制する効果があるため、興奮やストレスからくる血圧の上昇を抑制し、血圧を下げる効果があると言われています。

カフェイン

カフェインはお茶に含まれる苦味成分で、アルカロイドの一種です。よく知られている効果としては、眠気を解消する、利尿作用があるの2つですが、

そのほかにも、運動能力の向上、体脂肪燃焼などがあります。

眠気を払う覚醒作用

カフェインには覚醒作用があります。

人が起きている状態を保つために、ヒスタミンが脳内の神経伝達物質として働いていますが、ヒスタミンの働きを抑えるアデノシン受容体という物質が徐々に蓄積していきます。

カフェインはこの、アデノシン受容体がヒスタミンの働きをおさえるステップを邪魔することによって眠気を払います。

老廃物の排出を助ける利尿作用

カフェインを摂ることによって交感神経が刺激され、腎臓の働きが活発になるのでおしっこの回数や量が増えます。

排尿が増えると老廃物の排出がすすみ、むくみや高血圧の緩和にもつながります。

美味しくて健康に良いお茶を飲みましょう

今回はお茶の健康パワーについてご紹介しました。

身近な飲み物のお茶を飲んで、美味しく健康になりましょう。

参考:
埼玉県立がんセンター「緑茶カテキンによるがん予防、および転移抑制機構の物理学的・分子生物学的解析」
京都大学「抗体を用いて創薬標的膜たんぱく質の結晶構造を得ることに成功 -全く新しい阻害機構を持った薬剤の設計が可能に-」
静岡県「緑茶と健康のメカニズム」
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